白川近郊の花


サラシナショウマ (晒菜升麻)
                 _ キンポウゲ科、サラシナショウマ属  _

(花期)9月〜10月  (分類)多年草
白川近郊では京都峠の千本桜の周りで大群生を見る事ができる。 開花が渡りチョウのアサギマダラが飛来する時期でもあり、運が良ければこの蝶とのコラボが楽しめる。
背丈は0.8〜1.5mで根出葉は大形で3回3出複葉、小葉は卵形で鋭い鋸歯があり先端は急に尖る。 茎の先に15〜30pの穂状花序を出し直径約1pの白い花を密に付ける。 萼片と花弁は直ぐに落ち多数の雄しべが目立つ。
名は若葉をゆでて水にさらして食べることによるもので、 根を干したものは漢方薬として利用される。
平尾台でも麓から台上まで落葉樹林内や沢の縁に生える姿が見られる。

サラシナショウマ
撮影 2007年11月23日、苅田町・京都峠

撮影 2008年10月26日、苅田町・京都峠

撮影 2008年10月26日、苅田町・京都峠

撮影 2012年10月21日、苅田町・京都峠千本桜

撮影 2012年10月21日、苅田町・京都峠千本桜

撮影 2012年10月21日、苅田町・京都峠千本桜




白川近郊の野草の花   戻る