山芋掘り

おくでん日誌

２０１２年１１月　二匹目のドジョウは居るのか？　山芋掘りパートⅡ

　２０１２年１１月２日。先月末に食べた山芋のとろろご飯が旨くて、再度山芋掘りに出かけました。前回、蔓は何本もあったので気合いを入れて出かけたのですが・・・

道具を車に積み込み現場へ到着。掘り棒やスコップなどを取ろうとした時に左手小指に違和感が。横に置いてあったカマで小指を切ってしまいました。見ると傷は少し深い様ですぐに血が出て来たため右手で押さえて止血。病院で縫ってもらえば治りも早いのですが、そうなると今日のとろろご飯はおあずけです。家に戻り、カット絆を強めに巻いてその上にもう２枚、重ね巻きをしてこれで大丈夫。再び現場へ戻ります。

これが山芋の葉です。太い蔓を見つけて地面まで辿って行き、周りの笹を切り取りますが、前回掘った穴の近くだったので準備はすぐに終わりました。

蔓の周りを掘り始めますが笹や木の根がいっぱいです。すぐにスコップでは太刀打ちできなくなりました。

山芋掘り棒にチェンジして、根っ子は前回の教訓から持参した剪定バサミを使って切り取りました。

50cmほど掘ったところですが、土が固くて今回の山芋も豪快に曲がりくねっています。どの方向へ行っているのか確認していたら”ボキッ！”
「あ～ぁ、やってもうた！！」同志なら痛いほど分かる、悲しく切ない痛恨の途中折れ。

折れた山芋を取り出しました。上に下に前に後ろにともの凄い形をしています。

折れた先はまだ太くて、先は手前から奥の方に伸びているようです。

テンションは急降下したものの、めげずに掘り進むとすぐに方向が変わりました。

もう穴の深さは１ｍに達しています。普段ならもう少し大きな径の穴を掘りますが、途中で折れたため手抜きで径が小さくなっています。土の取り除きは穴に体を入れ込んで手で払い出しますが、油断して穴にはまり込んだら自力で抜け出せずに恐らく窒息するでしょう。

最後の最後で再び折れてしまいました。もう残りは僅かと思われますが最後まで掘り進みます。

掘り終わりましたが、最後の部分が粉砕されてしまったので先端が分かりません。

上の部分は実家の母親におすそ分けして、持ち帰った下の部分をとろろ汁にしました。苦労した割りには量が少なかったです。
もう一本太い蔓を見つけているので次回は大きな山芋で作った、汁たっぷりのとろろご飯が期待できます！？

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