天然温泉(大分県中津市耶馬渓町)
とろろ乃湯





 2007年2月17日、今日は次男のバスケットボールの試合の応援で早朝から豊前市の八屋中学校まで出かけました。 9時からの第一試合が始まり勝ち進めば夕方まで試合がありますが、残念ながら最初の試合で残り1分から相手の3ポイントシュートで ひっくり返され1点差で惜敗しました。10時半に試合終了!今日は一日応援するつもりだったのでこれからの時間がすっぽり空きました。
 そこで昨秋、耶馬渓に行った時に看板を見て気になっていた「とろろ乃湯」に行って見ることにしました。何と言っても名前が「とろろ」ですからねぇ! 一体どんな温泉か気になって仕方ありません。



11時前に豊前の八屋を出て旧国道10号線を一路中津方向へ向かいます。山国川を渡って大分県中津市へ入りしばらく 進むと日田・耶馬渓方面を示す標識が見えてくるので右折して山国川沿いの国道212号線を耶馬渓町まで一気に進みます。

    
耶馬渓支所(旧耶馬渓町役場)を過ぎると山国と深耶馬の分岐点標識が現れるのでその交差点を左折し耶馬渓ダム方面へ進みます。 右手に「渓石園」「耶馬渓ダム」を望んだ後「物部トンネル」をぬけてアーチ状の橋の手前までやってきました。


ここで現れました。「とろろ乃湯」の赤くて目立つ看板です。
アーチ状の橋を渡ってダムにかかる2つ目の橋手前で見つけました。

    
赤い看板に「次の橋を右折」と書いてあったのでアーチ状の橋から2つ目の橋までやってきました。指示に従って右折すると橋の突き当たりに 「とろろ乃湯→あと3km」の看板。右折します。道なりに進むと3差路が現れ今度は「とろろ乃湯←あと2.5km先」の看板です。

    
左折しますがここからは道がかなり細くなります。「とろろ乃湯 温泉と地鶏炭焼あと2km」の看板が現れました。 この後小さな集落があり道は一段と細くなって離合も間々なりません。「ホントにこの道でいいの?」と心配になりますが大丈夫。 またしても「温泉とお食事とろろ乃湯 直進」の力強い看板です。でも案内はここまで。このあとは細い道を行き止まりまで直進 あるのみ。


突き当たりまできました。現着ポイントに表示が何もないので初めての人はみなさんここまで来てしまい車をバックさせて 入口まで戻っています。左下に見えるのが「とろろ乃湯」の建物です。


車をバックさせて入口まで戻ってきました。よく見ると左に下ったところに「地鶏料理」の旗が風に揺れていました。 この道を左に下ります。


下ったところに駐車場があります。10台程度でいっぱいになる広さです。後から来る方の事も考えて無駄の無い止め方に心掛けたいものです。


この建物は地鶏料理「とろろ庵」です。
温泉の入浴料はとろろ庵のレジで払うのでここの入口から入場します。

 
温泉が「とろろ乃湯」で地鶏料理が「とろろ庵」。なぜ「とろろ」が付いているのか?


オレンジののれんをくぐると「あれれ入口は何処?」左手が引き戸になっています。


「とろろ庵」のレジです。ここで入浴料を支払います。

(入浴料)
大人が300円 350円(09年8月に行った時、入湯料50円が追加になっていた)
子ども(小学生以下)150円。
家族風呂 なし

(営業時間)
平 日 11:00〜20:00 受付まで
土日祝 10:00〜21:00 受付まで

(休館日)
毎週月曜日


とろろ庵のレジ周りにはちいさなおみやげコーナーと腰掛けがありました。
温泉入口の引き戸を開けて「とろろ乃湯」の建物に向かいます。

 
渡り廊下を進むと天然温泉とろろ乃湯ののれんが風に揺れています。


中に入ると右手に下駄箱があります。綺麗な花が飾ってありました。


左手には小さな休憩所と100円ロッカーがあります(大休憩所はありません)
脱衣場にコインロッカーが無いので貴重品はここに入れましょう。


浴場の入口です。石風呂と桧風呂が週替りになっているようです。
今日の男湯は石風呂でした。


男湯に入りますが「とろろ乃湯」ですからね。何が出てくるのか楽しみです!

 
脱衣場と洗面台です。ドライヤーが1つ用意されていました。


温泉の入口です。脱衣場から中が見えるようになっていました。
今日は3人の先客がいました。


先客に「よく来られるんですか」と声をかけたところ「地元なんですが初めて来ました」との事。
温泉談義に花を咲かせたあと後、了解をもらって写真を撮らせてもらいました。

(温泉の泉質)
アルカリ性単純泉で無色・無臭の温泉です。

(適応症)
神経痛、肩こり、美肌効果あり。


こちらは洗面場です。入浴料が300円なのにシャンプー・ボディソープが完備。
湯気で今ひとつ写りが悪いですが貴重な内部の写真です。


こちらは露天風呂ですが湯気もなく綺麗な写真が撮れました。
少しぬるかったので、山々の景色を眺めながら長く入るのにいいでしょう

 
違う角度から撮ったものです。丸いのは五右衛門風呂(水風呂)です。


露天風呂からの景色です。「紅葉の時期はいいでしょうね」と地元の方。

 
風呂から出て外に出ると、とろろ庵の屋外テーブルが見えました。
暖かくなってから良いと思いますが、この時期の利用客はお店の中だけです。


レジ横にもどってとろろ庵の入口です。お昼だった事もあり賑わっていました。


 「とろろ」というくらいだから山芋でも入っているのかな?そこまでいかなくてもドロドロのお湯かな? なんて思っていましたが、普通のアルカリ性単純泉でした。お湯がやさしくて何より300円という低料金が 魅力的です。
 実は今日脱衣場で高校時代の体育の先生にバッタリ出会いました。実に26年ぶりです。目があって 思わず「あーっ」と声がでました。当時は若かった先生も現在は50代半ばといったところでしょうか。 名前は忘れていたのですが面影が残っていて「先生ですよね」と聞くとうなづきました。 違う学校にも移ったようですが、現在はまた当時の学校に戻ったとの事でした。いやーこんなところでお会い するとは思いもよらず驚きました。
先生の家は椎田だそうですが、ここには今回で3回目の訪問との事。最近新しく出来た施設で低料金という事もあって このようにリピーターの方も多いのかも知れませんね。


ここからは2008年9月21日の訪問記録です。


2008年9月21日に長男と地鶏焼きを食べに行って来ました。まずは食事の前に温泉です。前回行った時は 入って左手の石風呂でしたが今回は右手の桧風呂(週替り)でした。今日は内湯の温度が高く長く入って居られ なかったので、すぐにぬる目のお湯の露天風呂へ移りました。ここで後から入って来たおじさんに声を掛け、いつもの 様に世間話をしているとなんとこの方、隣町の行橋から来た人でした。しかも、ご近所のネット仲間の事も よく知っており「世間は広いようで狭いなぁ〜」と感じました。
お湯から出てお食事処の「とろろ庵」で「地鶏焼き定食」を注文。今日は息子が運転なので生ビールと麦の水割りも飲んで、 お店周辺の彼岸花が咲いた田舎の景色を楽しみながら地鶏焼きをおいしくいただきました。地鶏焼き定食は1200円で栗の入った かしわご飯、田舎風煮物の小鉢、味噌汁、漬物がセットになっていて養鶏場直営だけあってお手ごろ価格でボリウム もありました。


ここからは2009年8月30日の訪問記録です。


2009年8月30日に久しぶりに家族全員がそろった休日なので、地鶏焼きを食べに行って来ました。 5人分地鶏炭火焼定食を注文しましたが、肉がダメなカミサンの分まで食べたので満腹になりました。 子ども達が「おかあさん肉が食べれんけ、分けてやるね」と自分達の苦手な煮物の具などを要領よく カミサンの皿へ入れていたのでカミサンもパンク寸前。
今日も長男の運転なのでわたしが生ビール、カミサンが酎ハイを昼間から美味しく頂きました。
 
13時過ぎに着いたので先に食事をして、その後温泉に入りました。今回は入浴料の他に入湯税50円を 取られたので一人350円を支払います。
お湯上がりにソフトクリームを食べて体の火照りを冷まし、しばらく休んで車へ向かいますが、息子達が 入口辺りにしゃがみ込み携帯のカメラを何かに向けています。「なんだろう?」と見に行ったら小さなお地蔵さんがそこにいました。


ここからは2012年5月2日の訪問記録です。

次男坊がこの春に愛知県の会社へ就職し1ヶ月経ったゴールデンウィークに帰省しました。 わたしも仕事が休みとなり、家族全員揃ったので地鶏焼きを食べに行く事になりましたが 休日とあってのんびり過ごしていたためお昼を回ってから出発です。
現着が14時過だったので今回も先に食事をとります。さわやかな新緑の5月なので 川沿いのテラスの席は気持ちが良いです。(画像をクリックすると大きな画面が開きます)



今回もボリウムのある地鶏焼き定食を頂きました。シャクナゲの花が見えます。


食後少し休んで温泉へ向かいます。今回の内湯はヒノキ風呂でした。


入浴料が350円になった理由である入湯税の表示がありました。


今回も入口の石の中にこっそりと小さなお地蔵さんの姿がありました。


所在地 大分県中津市耶馬溪町山移5927

TEL 0979−55−2080
とろろ乃湯公式HP





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