おくでん日誌



2008年2月25日 白川小学校北校舎の建替え工事が始まる
白川小学校の北校舎の建替え工事がいよいよ今日から始まりました。
わたしが入学する3年前の昭和41年1月に鉄筋2階建て8教室の校舎が建立され、昭和44年に入学したわたしは6年間、3人の子ども達も南校舎で 過ごした年はありますが、在校中の数年間はこの北校舎の教室で学びました。
( 撮影:2008年2月25日 山口方面から見た北校舎 )
昭和50年の春に卒業して33年経った今でも、北校舎で過ごした6年間の思い出ははっきり覚えています。
寒い冬、休み時間になると廊下に集まってみんなで馬とびをして温まった事。 ジリジリ暑い夏にワシワシ(クマゼミ)の鳴声を聴きながらボーっと外を眺めていた事。 一泊キャンプの夜教室にマットを敷いてみんなで寝たこと。あのマットの臭いは今でも忘れられない。
白川に住む仲の良かった同級生が数年前に病気で亡くなったり、殆どの同級生が仕事や結婚の関係でこの白川を離れ、 見かける機会さえ無くなった今、思い出が詰まった北校舎が解体されるのは非常に寂しい気がする。
( 撮影:2008年2月25日 手前が昭和44年にできた25Mプール )
卒業してしばらくは訪れる事がありませんでしたが、長男が入学した年から末の娘が卒業する今年の3月までの12年間、 授業参観や学校行事などで度々この北校舎を訪れる機会がありました。
わたしが入学した頃はまだ新しかった校舎も、築後40年以上経っていますからさすがに老朽化が進んでおり「大きな 地震が来たら大丈夫だろうか」と正直思ったりもしていました。

( 撮影:2004年12月5日 出会いふれあい体験白川にて 右側が北校舎 )
今日の夕方南門から南校舎を撮った写真です。
運動場に重機が入り鋼管で足場が組まれ始めました。
今日の新聞記事によれば『西工大の教授が設計した新校舎は、鉄筋コンクリート一部木造二階建ての屋根が一方に傾斜した 「片屋根」で、風が対流しやすく、夏は北風を取り入れて涼しく、冬は日光が差し込んで暖かい構造となっている』そうです。
建設場所は運動場の西側で、エレベータのある南校舎とはスロープでつながるバリアフリー構造となっている模様。
9月に完成後北校舎は解体されるそうです。
( 撮影:2008年2月25日 新校舎ができる運動場の西側 )



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