白川近郊の花


ヒメジョオン(姫女苑)   _ キク科、ムカシヨモギ属  _

(花期)5月〜10月  (分類)一年草または越年草
白川近郊では平野部から山間部の道端や草地で、同属のハルジオンと共によく見かける雑草である。 草丈0.5〜1.2mの北アメリカ原産の帰化植物。 根出葉は長柄がある卵形で花期にはなくなる。 茎葉は互生し披針形、茎、葉には毛がある。 花に見えるものは頭状花序で、小さな花の集まりである。中央の黄色い部分は管状花といい、周辺の花びらの様なものは舌状花という。

ヒメジョオンとハルジオンは花の大きさは違うものの、色や形が良く似ているので双方を混同してしまい、ヒメジョオンを《ヒメジオン》、 ハルジオンを《ハルジョオン》と間違えて覚えている人も多い。何とも面倒くさい名前をしている。

ヒメジョオン
撮影 2004年07月14日、苅田町葛川の農道

撮影 2004年09月24日、苅田町浄土院の農道




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