久住の恵天然炭酸水
め組茶屋ソーダの湯



(源泉かけ流しの天然炭酸 ソーダの湯)

 2017年8月28日、全国的にも珍しい天然炭酸水が豊富に湧出し、水汲みのお客さんで賑わう「め組茶屋」へ行って来ました。 ここはマグネシウム・ナトリウム‐炭酸水素塩・硫酸塩泉の泉質で、発泡性のある高濃度の炭酸温泉を源泉かけ流しで楽しめます。




め組茶屋の場所を事前にネットや地図で調べましたが、大通りから外れた場所にあるので初めてだとかなり分かりづらいです。 今回の移動はナビのルート検索を利用して出かけました。行橋ICから東九州自動車道に乗り湯布院ICで下車。 そこから国道210線を大分方面へ下り、途中で「湯平大橋」を渡って県道537号線へ。 県道11号を経由し県道621号の途中で長湯温泉方面へ向けて進み、本郷トンネルをぬけて広域農道を右折して進むと 「め組茶屋」の案内板が現れました。



案内板を右折して細い農道に入ると次の案内板です。



農道なので離合困難!め組茶屋までは一方通行となっています。



駐車場が二つあり、上の駐車場が水汲みのお客さん用で下が温泉利用者用。ちなみに上にも下にもこの様な水汲み場がありますが、 利用者の少ない平日は下の水汲み場は利用できません。今日は温泉に入るので下の駐車場に停車しました。



こちらが受付と食事処です。水汲みも温泉もここで料金を支払います。



昼前に着いたので先に食事をしようと思いましたが、なんと「平日はやっていません」との事。 お腹を空かせて行くとこの近くに食べるところがないので要注意!!です。
という事で空腹のまま温泉へ向かいました。



温泉の建物はこの案内板の先にあります。



温泉の受付がありますが無人でした。無料の炭酸水はかなりの高濃度。


■入浴料金
大人 400円 / 小人 100円

■家族風呂
60分 1500円〜

■営業時間 8:00 〜 17:00 

■定休日 第三木曜日



受付の反対側にある休憩所と更衣室の入口です。左手にリターン式のコインロッカーもあります。



着替えのカゴ置き場はたくさんあります。



洗面台は3つありましたがドライヤーは1個のみ。



浴場入口には維持管理困難でシャワーが炭酸水の冷水のみになった注意書きがありました。


男湯


湯船は屋根付きが1つと完全露天風呂が1つの2つありました。


 
屋根付きの方は少し温めで長湯できる温度でした。



お湯は少し乳白色で常時お湯が注がれているので湯船から溢れ出しています。




浴槽の周りは温泉の成分が堆積しており、ロープにまで塊が付着しています。


泉質
炭酸水素塩泉(マグネシウム・ナトリウム−炭酸水素塩・硫酸塩泉)

泉温
49.6℃

効能
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、 腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫など慢性期)運動麻痺における筋肉の
こわばり、胃腸機能低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、
糖尿病、軽い高コレステロール血症、軽いぜんそく又は肺気腫、痔の痛み、
自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)
病後回復期、疲労回復、健康増進、切り傷、末梢循環障害、冷え性、皮膚乾燥症




完全露天風呂側から屋根付き側を撮ったもの。


 
こちらは茶褐色のお湯で温度も高め。炭酸濃度も高いのか体に気泡が付きます


拡大してみると分かりますが、先ほど通った農道からは丸見えです。



リンスインシャンプーとボディーソープも完備。



入口の注意書き通りシャワーは冷たい炭酸水のみです。



屋根裏を見上げた様子。


女湯


カミサンが撮った写真を見ると男湯と左右対称の造りの様です。






足湯


温泉の建物の前には無料の足湯があります。


 
足湯と言ってもお湯ではなく、かなり冷たい炭酸水でした。


温泉から出たら260円(5円/リッター)支払って52リットル(20リッターのポリ容器2個、2リッターペットボトル6本)の水を汲んで 「め組茶屋」を後にして、ちょっと先の「くじゅう花公園」で昼食をとりました。


■め組茶屋 ソーダの湯
所在地 大分県竹田市久住町有氏4510−2
TEL 0974−64−7900






近場の温泉紀行     戻る