おくでん日誌
(行橋市 稲童海岸)
2014年6月03日、夜勤明けで午前中はリビングでいつの間にか寝ていました。昼過ぎに目覚めてふと新聞の京築版を見ると今日の干潮は18時。
大潮ではありませんでしたが「チョロッと貝堀りでも行ってみるか」と長靴と鍬を持って家を出ました。
最初に向かった先は白石海岸、お目当てはマテ貝です。近くのコンビニで塩を買おうと寄ってみましたが何と売り切れ。
白石近くのコンビニはここだけなのでマテ掘りのお客さんが結構買い求めている様です。
少し戻ればディスカウントがあるのですが、マテ貝からアサリに軌道修正して行橋方面へ車を走らせました。
近くで昔沢山アサリが採れていた蓑島はここ最近ぱっとしない様なので、少し遠くなりますが築城に近い稲童へやって来ました。
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椎田バイパスを下って金屋交差点から長井方面へ曲がり、祓川を渡って薬局の所から築城方向へ向かいます。
途中、長井海水浴場を通り過ぎコンクリートが積まれた工場の先を左に曲がれば稲童海岸です。
白石は入漁料が無料ですが、アサリの採れる行橋は500円徴収されます。おばちゃんが待ち構えているかと思ったら
海岸入口には誰もいません。砂浜に入ると軽トラが一台停まっているだけで「あれれ?」貝掘りをしている人は誰もいません。
軽トラのおじさんに話を聞くと「4月5月で掘ってしもーちょうけ、もうアサリはおらんよ」との事。
「7月から禁漁期に入る」との看板が出ていましたが、それ以前に掘り尽されている様です。
普通ここで諦めて帰るところですが、人が諦めたりダメとなったら何故か血が騒ぎ俄然やる気が出るB型。
「よっしゃー絶対採っちゃる」と熊手とバケツを持って潮の引いた砂利だらけの海へと進みました。
アサリのいる場所は砂利だらけの場所。石が固く埋まっていて掘り難いです。
10分、20分とあちこちでガサガサと掘ってみますが、なかなかアサリはいません。30分過ぎた頃にやっと1つ採れたら、
その近辺で立て続けに10個ほど採れました。
ここでお決まりのトラブル発生です。砂利のあまりの硬さに熊手の柄が折れました。しばらく爪のところを持って掘っていましたが、
力が入らず指ばかり痛くなるので戦意喪失です。
ここで終了。広い海原をたった一人で約1時間半かけて掘ったアサリです。
十数個といったところですが意外と大きなサイズでした。朝の味噌汁の出汁には十分な量・・・かな?
超貴重品です。きれいな海水で何度も洗って、潮水に入れたまま持ち帰りました。
海岸を出るまで「たったこれだけなのに、おばちゃんが来たらお金を払わなければいけないのかなぁ?」と思っていましたが、大丈夫でした(笑)
海岸線にいろんな漂流物は打ち上げられていました。鑑賞鉢用の栄養剤入れに似たこの容器には何が入っているのでしょうか?
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