平尾台の花


テイカカズラ(定家葛)   _ キョウチクトウ科、テイカカズラ属 _

(花期)5月〜6月  (分類)常緑藤本
平尾台では麓から台上まで樹木や岩場などで普通に生える姿を見かける。 茎から気根を出し木や岩にはい上がる。葉は革質で対生し長楕円形または披針形で長さ3〜6cm。 径約2cmの白色花を開き、のちに淡黄色になる。花冠は5裂し裂片は螺旋(らせん)状にねじれて下部は細い筒となる。 昔、マサキノカズラといったものはテイカカズラであり、 天鈿女命が天岩戸の前で鬘(かずら)にしたものはテイカカズラであるという。


テイカカズラ
撮影 2005年6月13日、平尾台

撮影 2012年6月9日、平尾台

撮影 2012年6月9日、平尾台




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