平尾台の花


シロツメクサ(白詰草)   _ マメ科、シャジクソウ属 _

(花期)4月〜10月  (分類)常緑多年草
平尾台では麓から台上まで、至るところに生育するヨーロッパ原産の帰化植物。 茎は地を這うように長くのび、草丈は数p〜15p以上になり一面に群生する。 小葉は卵形または心臓形で、表面に白い斑紋がある花柄の先に長さ1pほどの小さな蝶形の花を密集して咲かせ球状の花序をつくる。 江戸時代にオランダから長崎に輸入されたガラス製品の梱包材として、この草を乾燥したものが用いられていたが、 その中の種子が発芽して広がったのが始まりで、詰草の名の由来もこれにある。

シロツメクサ
撮影 2012年6月18日、平尾台

撮影 2012年6月18日、平尾台




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