平尾台の花


クララ(眩草)   _ マメ科、クララ属  _

(花期)5月〜7月  (分類)多年草
平尾台では台上の日当たりの良い草地などに生え、茶ヶ床園地から広谷へ向かう遊歩道脇でも良く見かける。 高さは0.8〜1.5m。葉は大型の羽状複葉で長さ20〜30p、小葉は7〜17対で長さ2〜4p。 茎先に総状花序を付け長さ2〜2.5pの淡黄色の蝶形花をびっしりつける。 実は種子が4〜6個入った豆果。全草有毒であり特に根の部分が毒性が強い。 草原環境が農業形態の変化によって衰退しているため自生地がかなり減少しており、これのみを食草とするチョウの一種オオルリシジミはかなり希少なものとなっている。


クララ
撮影 2005年6月8日、平尾台

撮影 2010年6月19日、平尾台

撮影 2012年6月9日、平尾台

クララの実
撮影 2009年7月27日、平尾台




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