平尾台の花


ハバヤマボクチ(葉場山火口)   _ キク科、ボクチ属 _

(花期)10月〜11月  (分類)多年草
この時期になると台上の草地のあちらこちらで普通に見られる平尾台ならではの花の一つである。 高さは1〜2mになり、アザミのお化けの様な独特の形をしているので、とても目立ちやすい。
茎は太くて硬く紫褐色を帯び、茎、葉全体にくも毛が生える。 葉は互生し長さ10〜20pの三角状の矛形で上部は次第に小さくなり、枝分かれした茎先に直径4〜5pの暗紫色の花を1つずつ付ける。
葉場山は 草刈場のある山のこと。火口(ボクチ)は火打石で出した火花を移し取るもので、葉を乾燥させてその綿毛を集めて用いたところから この名前が付いたとされる。

ハバヤマボクチ
撮影 2004年10月3日、平尾台

撮影 2004年10月11日、平尾台

撮影 2004年10月17日、平尾台

撮影 2010年10月30日、平尾台

撮影 2012年11月2日、平尾台

撮影 2012年11月2日、平尾台

ハバヤマボクチの枯花
撮影 2009年2月7日、平尾台




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