キャンプだホイ!
大雨強風の中の強行したキャンプの思い出 〜アウトドア派真っ盛り〜





 最近アルバムの整理をしていたら、1999年5月に大分県香々地町の長崎鼻リゾートキャンプ場に行った時の懐かしい写真が出てきました。
長男が小学校に入学後ひょんな事からツーバーナーが手に入り、それをきっかけに毎年5月と8月にはキャンプに出かけていましたが、 6年前に犬を飼い始めてからは行くことがなくなったので当時の思い出を綴ってみました。
 この年は5月3日から5日まで2泊3日のファミリーキャンプを計画しました。初日こそ青空が出ていたものの夕方から天気は一転し、大雨と強風に 見舞われることになりました。天気予報が雨となっていたのでロープやペグの予備品をたくさん持って行ってましたが、予想していなかった強風 が吹き荒れたためタープはできるだけ低く設営し、テントも吹き飛ばされないように養生したのでキャンプサイトはロープだらけになりました。



3日の朝家を出て丁度お昼頃に到着しました。昼食はキャンプ場の近くのスーパーで買った弁当で手短にすませ、早速設営に取り掛かります。 最初にタープを組み立てテーブルとイスをセット、写真はインナーテントを組み終えたところですがこの時間はまだ陽が差していました。


設営が終わりちょっと一服しているところです。
ここは海水浴場がありその周りの防波堤で小魚が釣れるので釣り道具を用意しました。


松林の中を海岸へ向かいます。息子二人は釣りが大好きなのでやや舞い上がり気味です。

   
テトラの穴釣りで小さなアラカブが数匹釣れました。
娘とカミサンは岩場でカニと遊んでいます。


ガスランタンに火が灯りキャンプの夕食の定番のバーベキューを囲みます。もうすでに雨が降り出していて全員長靴に履き替えて の食事です。雨と風に備え一番低い位置にセットしているタープが雨で濡れて頭のすぐ上にあります。
夜も深まると風と雨は強さを増しましたが、テントの中は湿気が多い事を除けば温かくて何も問題ありません。夏は暑すぎて眠れないとか 虫が多くてイライラしたりする事がよくありますが、この時期のキャンプは気温的にはシュラフに潜り込めばとても快適だし、害虫も あまりいないのでベストなのかも知れません。

 
2日目、雨の朝を迎えました。雨のせいかテントの中は蒸し暑いくらいですが子ども達はまだ夢の中。カミサンと外に出てモーニングコーヒー を飲んでいると長男が目をこすりながら起きてきました。

 
朝食はロールパンにハムエッグ、コンソメスープといった普段家で食べているメニューと変わりませんが何故か外で食べると どれも旨くて食が進みます。


食事も終わり食器を洗って干し網の中で乾かします。その横で3人揃ってハイポーズ!


いつもならゴールデンウィークのこの時期は多くのキャンパーが押し寄せてキャンプサイトはとても窮屈な状態ですが、 この雨のせいでガラガラです。逆に雨さえ気にしなければ混雑時期のキャンプ場もゆったり過ごせるので良いのではないでしょうか。
とは言っても、やはり行動範囲が限られてしまいますので、テントの周りを合羽を着て遊び回るのにも飽きて退屈気味。 その様子がこの一枚によく現れています。

さてこの後どこに出かけたでしょう?車に乗り込みキャンプ場を出て向かった先は国東のど真ん中の「あかねの郷」でした。 昼食はここの「だんご汁定食」を食べ温泉に浸かってのんびり過ごしました。
結局2日目も丸一日雨で終わり、3日目の朝になってやっと朝日が顔を見せてくれたので濡れたテントやタープも乾かし、 残り物で昼食を済ませて帰路に着きました。帰り道に真玉荘(現スパランド真玉)に寄ったのは言うまでもありません。


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