おくでん日誌
 |
職場の後輩の結婚披露宴がホテルオークラ福岡でありました。10〜20年くらい前は年代的に年に数回披露宴に
招待されていましたが、職場ではバブル崩壊後の空洞の世代？があってここのところご無沙汰で久々の出席と
なります。 今まで出席した披露宴会場は殆どがホワイト系でアレンジされていましたが、今回はブラック系でまとめられ 全体的に落ち着いた感じがしました。 また、各テーブル毎にライトアップされて映し出された花飾りは、 金の水引に光が反射して、より一層豪華な雰囲気を演出していました。 |
|
デジカメを持参していたので本来なら新郎新婦の晴れ姿を写すのが世間一般常識なんでしょうけど、
プロのカメラマンが高性能の一眼を何個も抱え、ご親戚の方も二人に向けてしきりにシャッターを
押していた様なのでわたしの被写体は必然的？に料理にロックオンされました。 とは言え一枚も写さないのもなんなので、お色直し後に和服で登場した二人を激写しましたが 「おい邪魔だぞ」とばかりに高級一眼くん（画像の左側）がわたしの画像に入り込んで来ました。 和服は黒系で渋くまとめられ、極道系の襲名式と間違えられそうです。 |
 |
 |
料理の方に話を戻しますが･･･ まずテーブルにつくとお皿とフォーク、ナイフ、スプーンの洋食セットが並べられていたので雰囲気的に 「今日は洋食のフルコースかな？」と直感したのですが、置いてあったメニューを手に取って見ると 洋食風にアレンジされた中華のフルコースが登場する様です。シャンパンで乾杯の後、最初に運ばれ てきた料理がこれです。 桃花林特性広東風盛り合わせ祝い造り冷菜 酢物は歯ごたえが良く、貝はトコブシでしょうか？これはお気に入りの一品でした。 |
|
前菜の次はスープです。 燕の巣と絹傘茸 卵白入りとろみスープ 中華ハムのせ フカヒレのスープは飲んだ事がありますが、燕の巣は食べた事がなかったのでラッキーでした。巣自体に味は 無いと思いますが、とろみのあるスープは上品な味付けでやわらかな舌触りだった事もあり、あっと言う間に 飲み干してしまいました ただ正直なところ、どれが燕だったのか分かっていないのが辛い今日この頃です。 |
 |
 |
わたしのこの日一番のお気に入りが登場しました。 北京ダックと揚げ物二種 かきもちの上に置かれている春巻きに包まれたアヒルの皮。「何か特別なタレがあるのかな？」と思いましたが 皿上には特にそれといった物は無くそのままかぶり付きました。「おぉーっ」しっかり味が付いていてこれが旨い！ |
|
少しずつ珍しいものを頂いていると「また食べたいなぁ〜」と感じます。いくら旨くても食べ過ぎると「もういいや」と
思うので、まんまと料理人の作戦にはまっているんでしょうね。
次に出てきたのは･･･ 新鮮帆立貝のX･O醤炒め 巣籠盛り 揚げ麺の上にあんかけがのっていて、見るからに長崎皿うどんのミニ版といった感じだったので 麺に絡ませていただきました。 わたしは麺類に関しては少々うるさいので、これに関しては「もう少しあんかけの量が多ければ良かった」と思いました。 帆立はプリプリしてました。 |
 |
 |
今日のメインデッシュでしょうか、いよいよお肉が登場しました。 特選牛フィレ肉の広東風ステーキ 特製ソースかけ 甘酸っぱいデミグラスソース？がかかった一口サイズのステーキでしたが、お肉が柔らかくて とろける様にのどを通って胃袋に入っていきました。 きのこは見た目はマイタケですが、中華なので”なんとか”茸とかいう中国特産の食材なんでしょうねきっと。 こちらは歯ごたえのある食感でした。 |
|
お肉の次はえびが主役の海鮮料理。 車海老のマヨネーズソース炒め オレンジ風味 大きなお皿の真ん中に車海老が２尾かわいく並んでいます。 マヨネーズ風味のホワイトソースは絶品でえびの味を引き立たせていました。、また、後味として口に残る 酸味はオレンジのさわやかな味だった様です。 |
 |
 |
披露宴もクライマックスを迎えようとしていますが、料理の方もご飯物が運ばれて来ました。 広東風五目チャーハン蓮の葉包み 葛の葉や竹の子の皮に包まれたご飯は見たことがありますが、蓮の葉に包まれたチャーハンは初めてです。 チャーハンはパサパサ系が主流ですが、こいつはねっとりモチモチ感があって腹持ちしそうな感じでした。 |
|
チャーハンに付いてきた中華風の漬物とウーロン茶です。 比較的味付けが濃いためでしょうか？何と言っても中華料理にはウーロン茶が合いますね。一口飲んで「ホッ」と します。日本のお茶だと法事茶が合うでしょうか？ これだけ食べたのでアルコールはもうだめ！！ウーロン茶おかわりーっ。 |
 |
 |
デザートが運ばれてきました。 新鮮果実入り杏仁豆腐 アルコールが入ってほろ酔い気分だったので冷たいデザートは旨かったです。イチゴとマンゴーともう一品は何だった かよく覚えていませんが、これもペロリといってしまいました。 ゴマがトッピングされた一口サイズのまんじゅう（こしあん入り）がこれまたウーロン茶に合うんだな。 |
|
全メニュー完食。海老の尻尾と花と蓮の葉以外はすべていただきましたが、いやーどれも旨かった。「満足・満足」
さらに･･･ 「もう食べれんなぁ」と思っていたところ、隣に座っていたＳ松くんがケーキを貰って来て食べています。 これだけ食べたのに”甘いものは別腹”というので、わたしもショートケーキとプリン、さらには抹茶ソフト まで食べてしまいました。 ごちそうさまでした。中華一番！ この料理を新郎、新婦はほとんど食べられなかったと思います。一年後の結婚記念日に予約を入れて仲良く召しあがれ！！ |
 |
おくでん日誌 戻る