関門の甲イカ釣り
門司 太刀浦埠頭


 2008年4月26日。会社は今日からGWで11連休ですが、わたしはまん中の5日間が休日出勤で 前半3日と後半3日の飛び飛びの休みです。アジ釣りクラブのメンバーは休みがバラバラなので初日の今日は 免許を取って間がなく車を運転したくてウズウズしている息子を連れて、今が旬の甲イカ釣りに出かけました。



新門司からトンネルを3つ通って太刀浦埠頭の関門海峡側にやってきましたが今日は内陸部でも風が強い状態で、 海上では画像の様に白波が立っており、岸壁に潮が打ち寄せていて釣りになりません。
潮をかぶらず甲イカが釣れるところを探して太刀浦第2コンテナターミナルの部崎灯台が見える辺りまで ウロウロしましたが、路面にスミの跡を見つける事ができませんでした。
ここで魚を釣っている常連さんらしい おじさんがいたので、早速甲イカ情報を聞いてみると、関門海峡側で釣りにならない時は同じターミナルの反対側 (第2ターミナルに向かう側)へ移動しているそうで、「そこに停泊している赤い船を目当てに行ってごらん」 とのことなので早速行ってみる事にしました。

 
右手にやって来た方向の山積みされたコンテナを見ながら言われた場所にやってきました。小さな船の横では エギで甲イカ釣りをしている人の姿もチラホラ目にします。

 
「おーあれだ!」先に進むとおじさんが言っていた赤い船を見つけました。その近くでは数名の人が釣りをしています。


車を止めて路面を見るとスミの跡もたくさん見かけますが「それにしても人が少な過ぎる」
近くで釣っているご夫妻に釣果を聞いてみると「朝方はよう釣れよったけど、釣れんごとなったけ皆帰ったよ」との事。
「釣れない」と言われても折角来たのにそのまま帰るのも嫌なので、竿の準備をしてとりあえずエギを投げ込んでみました。


しばらく足元に糸を垂らして竿を上げ下げしていましたが全くアタリなし。遠投して誘いをかけてみても反応はあません。

 
しかもクラゲが多くて竿を上げるとエギに何度も巻きついて取るのが大変。後で常連のおじさんに聞いたのですが、 このクラゲには毒があって素手でさわった後に目をこすったり立ち○ョンをして皮膚の弱いところに触れると腫れ上がる そうです。実はその話を聞く前にわたしがすでにクラゲを素手で取り除いた後に目をこすってしまっており 「なんで目の周りがチクチクするんやろ?」と思っていましたが、話を聞いてその理由がわかりました。
クラゲは素手でさわらず歯ブラシを持参して取り除く様にしましょう。

 
あれやこれややって釣れたのは今年も1パイのみ(息子が釣りました)手前の底辺りで食い付いたそうです。 3時間やりましたが結局わたしはボウズで納竿。
わたしの周りで釣れたのは隣のグループが2ハイ、その横の家族連れが3ハイ、反対側のおじさんが1パイの 合計7ハイのみ。この場合、自分達が釣ったのではないので合計するのも変な話ですが・・・
数が少ないので家族連れの少年が釣った甲イカの写真も撮らせてもらいました。


少年の甲イカのアップです。ルアー竿でエギを遠投しながら釣っていましたが、この方法でこの少年は2ハイ 釣り上げました。降参しました!

帰宅後、刺身とゲソ焼きで美味しくいただきました。


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